買ったけど全然使わなかった古い香水をどうにか活用したい!
“肌につけない”、”材料の揃えやすさ”を重視して、 「キャンドル&アロマワックスバー作り」 に挑戦しました。
どちらも作り方はほぼ同じなので、まとめて紹介します。
目次
用意したもの
- ロウソク(3号)
- 香水(オードトワレ)
- シリコーンおかずカップ(8号)
- PP製デザートカップ
- 割り箸
- もう使わないフライパン
- 新聞紙、キッチンペーパー
アロマワックスバーの場合…
- ドライフラワー
- リボン(吊るして使いたい場合)
- ストロー(吊るしたい、穴を開けたい場合)
ロウソクは湯せんで溶かします。
湯せんのときに使うフライパンは調理用に使うものとは分けた方がよいかと思います。
「もう使わないフライパンなんてない」「わざわざお鍋やフライパンを買うのはちょっと…」という場合は使い捨てアルミ鍋がいいかも。
直火NG、IH非対応のものもあるので、購入の際は必ず確認を。空焚きはしないこと!
湯せんに使う入れ物は耐熱性の高いPP製のデザートカップを使いました。
牛乳パック、アルミ容器などでもOK。
耐熱ガラスでロウソクを溶かしてそのまま固めてもいいかも。
※キャンドル作りに使用したあとは、飲食用に使わないようにしてください。
型は繰り返し使えるシリコン製のおかずカップを使用。
かわいい形にするなら製菓用のシリコンモールドもオススメ。
大きいキャンドルを作るなら紙コップや牛乳パックがお手軽ですが、中身を取り出すときに破るので複数個作りたいときは作りたい数だけ用意してください。
100均ではキャンドル用のモールドは見ないけど、アロマワックスバー向けのシリコンモールドは買える。
※キャンドル作りに使用したあとはお菓子作りやお弁当のおかずを入れるために使用しない!
キャンドルの芯はロウソクの芯を使いましたが、しばらく火を灯し続けると倒れやすい印象。
真ん中に配置したつもりでも使ってみるとズレていることもあるので、座金がついたキャンドル用の芯糸を使う方がよさそう。
割り箸はキャンドルの芯を固定する用と、ロウをかき混ぜたり芯を取り出す用に2セット用意。
1セットは割らずに使います。
キッチンを汚さないよう新聞紙を敷いて作業しました。
この記事ではドライフラワーは火を使わないアロマワックスバーに使用しています。
キャンドルにドライフラワーを入れると、火をつけたときにドライフラワーが燃える恐れがあります。
作り方
キャンドル、アロマワックスバーの作り方はほぼ同じなので、まとめて手順を載せます。
(アロマワックスバー)ドライフラワーをどう置くか決める
ドライフラワーをどんな風に置くかシュミレーションして写真を撮っておく。
デコレーションするときに写真を見ながらやると失敗しにくいです。
ロウソクをデザートカップに入れる
手でロウソクを折って、デザートカップに入れる。
なるべく細かくした方が溶けやすくなりますが、デザートカップの外側にロウソクの粉がつくとお湯に溶けて後片付けが面倒になるので注意。
私はハサミでめちゃくちゃ細かくしたけど、細かい粉が手やデザートカップの外側について大変だったので、あまりオススメしません…。
ロウソク(3号)を4本使いました。(写真は2本分)
ロウソクを湯せんで溶かす
フライパンでお湯を沸かし、湯せんでロウソクを溶かす。
溶けてきたらロウソクの芯を割り箸でつまんで取り出して、新聞紙やキッチンペーパーの上に出す。
※デザートカップは軽いので倒れないように気を付ける。
※カップの中にお湯が入らないように注意する。
※湯せんに使ったお湯は冷めてから捨てる。ロウが浮いていたらすくって取るか、不織布などで濾して捨てる。
おかずカップにロウを流して、香水を混ぜる
ロウが完全に溶けたら、おかずカップに流し込む。
※デザートカップが熱くなっているので、やけどしないように注意。
※おかずカップはやわらかいので、動かすときは中身をこぼさないよう気を付ける。
少し置いてロウを冷まし、ロウが白くなってくる前に香水を入れて割り箸で混ぜます。
私は4~5プッシュしました。
(キャンドル)芯を置く
割っていない割り箸に芯をはさみ、おかずカップの真ん中に芯がくるように置く。
※シリコン製おかずカップはやわらかくて割り箸が安定しない。同じくらいの高さの物をおかずカップの横に置いて、割り箸を乗せると安定する。
芯はロウが固まってから切ります。
(アロマワックスバー)ドライフラワーで飾り付け、ストローを刺す
ロウが固まってフチが白くなってきたら、ドライフラワーで飾り付ける。
あまり触りすぎると固まったロウの表面が真ん中がデコボコするので、できるだけ早めに終わらせる。
出来上がったアロマワックスバーをリボン等で吊るしたい場合は、全体が白くなってきたくらいのタイミングでストローを刺して穴を開ける。
おかずカップは尻すぼみになっているので、吊るすタイプのアロマワックスバーにはあまり向いていない形状でした。穴を開ける位置が難しい…。
中身を取り出す
おかずカップの上から触ってみて、硬くなっていたら取り出す。
出来上がり!
作ってみた感想
キャンドル、アロマワックスバー作り自体は難しくなかったけど、香水で香り付けするのは向いていないのかもと思いました。
まず香りが変わってしまう。
ロウが熱いうちに香水を入れたからか、 肌につけたときや直接ボトルから香ってくるのとは違う香りになってしまいました。
キャンドル、アロマワックスバーはそれぞれ違う香水で作ったけど、どちらも好みじゃない香りに…。
火を消したあとの香りが好みな場合もあったけど、どう転ぶかわからなくて難しい。
香りの強弱の調節も難しかった。
ロウが熱いうちはしっかり香ったけど、出来上がってみたら鼻を近づけないとわからないくらいほのかな香りに…。
キャンドルは火をつけているときは近くにいたら「香っているかもしれない…?」というくらいだけど、火を消した直後はほんのりと香っているのがわかるくらい。
私はロウソク4本分(約40g)に対して、オードトワレ(香りは軽め)を4~5プッシュほど入れましたが、8~10プッシュほど入れてもよかったかも。
キャンドルに関しては香水のアルコール成分で万が一引火したら怖いので、少なめにしました。
香水の使い切り目的でも、キャンドル・アロマワックスバー作りはあまり向いていないかも…と思いました。
作り方は難しくはないけど、ロウソクを溶かすのにちょっと時間がかかるので、パパッと手軽に作れるとは言い難い。
時間がかかるわりに香水の消費量も多くない。
大きなピラーキャンドルを作るならもっと消費できるかもしれないけど、今度はピラーキャンドルが使い切れなくなりそうで、私には向いていなかった…。
終わり!