アナスイの一番最初の香水、その名も 「アナスイ」 は1999年発表。
海外ではアナスイクラシックとも呼ばれています。
2025年現在、日本のアナスイ公式オンラインショップでの取り扱いはありませんが、海外のアナスイでは取り扱っているようなので、完全に廃盤になったわけではないようです。
※香りの感じ方には個人差があります。本レビューは筆者個人の感想です。
香り
トップノート
ベルガモット ラズベリー アプリコット
ミドルノート
ローズ スズラン ジャスミン
ラストノート
シダーウッド サンダルウッド パウダリートンカ引用:香水物語
つけたては、スズランやウォーターリリーを思わせるすっきりとしたフローラル。
すっきりしたフローラルの後ろでパウダリーな香りがほんのり漂う。
私にはフルーティーさはほとんどわからないけど、かすかにラズベリーっぽさは感じるような…?
時間が経つにつれて、ローズやジャスミンなど、香水らしい香りが出てくる。
石けんっぽい香りにも思えるし、お風呂上がりの肌にボディパウダーをはたいたようなシーンが思い浮かぶかな。
温かみがあってセクシーで、どこか陰のある香りという印象を受けました。
今っぽい香りというよりはクラシカルな感じ。
・似合う季節やシーンなど
私が一番似合うと思うのは秋冬など肌寒い季節。
高温多湿な日本の夏にはちょっと重いかもしれないけど、控えめにつければオールシーズン使えるかも?という感じ。
個人的には、黒い服、ベロアの服、黒いレースや、黒×紫のコーデなど、アナスイっぽい雰囲気やクラシカルな服に似合いそうだなと思います。
ボトル
私が持っているのは50ml。
30mlは小ぶりでかわいいけど、50mlはちょっとゴツい。
まとめ
石けんやボディパウダーを思わせる優しい甘さで、意外と重くなくて使いやすいなという印象です。
この香りを嗅ぐとアナスイのブティックが思い浮かぶ、「アナスイらしさを香りにするとこんな感じだろうな」と思わせられます。