
香水棚の整理をしていたらアトマイザーに分けた香水が分離していることに気付く。
検索してみた結果「残量が少なくて、アトマイザーに移してから年数が経ったもの」が変質していたとの体験談がちらほら。
AIに聞いてみると「アトマイザーに移したらなるべく早く使い切る、古い香水は分離しやすい」などの回答が。
分離した香水

分離した香水は2本で、こんな状態でした。
左側も分離した香水だけど、右側の方がわかりやすいかな。
薄いイエローの液体に、オレンジの油が浮いている感じ。

振ると濁って、しばらく置くとまた分離する。
握って温めてみても分離したままで、もう元の透き通った状態には戻らなさそう。
見た目は変わったけど、ボトルから香りを嗅いでみたところ特に変わったようには思えず。
肌につけるとか元のボトルと香りを比較したら違いがあったかもしれないけど、早々に捨ててしまったので未確認です。
蒸発した香水

蒸発した香水も2本。
そのうちのひとつは、プッシュして使ったことがないアトマイザーなのに、ボタン付近に香水が溜まっている…。
もうひとつはプッシュして使っていたアトマイザー。
久しぶりに見たら「こんなに減っていたっけ?」というくらい中身が減っていて、アトマイザーの外側に香水と同じ色の水滴がついていました。
蒸発した香水もボトルから嗅ぐ分には香りは特に変わってないように思うけど、コットンや肌に吹き付けてみたり。元のボトルとの比較はできていません。
アトマイザーの状態、保管場所など
分離・蒸発したアトマイザーはサブスクで注文した香水と、自分で移した香水の合計4本。
サブスク香水は分離したのが1本、蒸発したのが1本。
自分が写した香水も同様に、分離したのが1本で、蒸発したのが1本でした。
アトマイザーは4本とも4mlで、残量はどれも半分~半分以下だったと思う。
サブスクで注文した香水はアトマイザーに移された時期や、香水の開封時期は不明。
注文してから3年経った頃に分離、蒸発していることに気付いた。
分離している方はあまり使っていなかったと思うけど、久しぶりに見たときに「こんなに使っていたかな?」と思ったので、もしかしたら先に蒸発して、分離したのかも。
香水をつけるときはスプレーでつけていました。
自分で移した方の香水は使用期限なんてとうに過ぎている、かなり古いもの。
移してから2~3年経った頃に分離、蒸発していることに気付いた。
スプレーは使用せず、スプレーの管を直接肌に当ててスパチュラっぽく使用していました。
蒸発した方はアトマイザーに移したものの、結局一度も使っていなかったはず…。
アトマイザーや香水の保管場所は全部同じ扉付きの棚。
暗所ではあるけど、夏場は温度が上がって30℃以上になっていると思う。
無事そうなアトマイザー

今の時点で分離・蒸発していないように見えるアトマイザーは1本だけ。
ロールオンボトルに自分で移した香水だけは無事そう。
ボトルは4mlで、アトマイザーメーカーの400円ぐらいのもの。
はじめから半分ぐらいしか移していなくて、たま~に使う程度。
アトマイザーに移したのは2~3年前で、蒸発したアトマイザーのうちの1本と同じ日に移したと思う。
中身は使用期限を過ぎた古い香水です。
原因をAIに聞いてみた
いくつかのAIに「4mlのアトマイザーに香水を移したら、分離、蒸発していた。原因と対策を教えて」と聞いてみる。
AIの回答をまとめると…
- 空気に触れる機会が増えたり、温度変化が影響して分離する。天然成分が多く含まれていたり、香水が古い・アトマイザーに移して長期間放置すると分離しやすい。
- 香水に含まれるアルコールは揮発性が高いので、アトマイザーの密閉性が低いと少しずつ蒸発してしまい、成分のバランスが崩れると分離しやすくなる。
- 直射日光、蛍光灯の光を避けて、冷暗所(15~20℃)に保管して、早めに使い切る。
- 4mlでも使い切るのに時間がかかるなら、1か月以内に使い切れる量だけを移す方がいい。
”AIは間違った回答をすることもある” ということを考慮しても、思い当たる節がいくつもある…。
自分で移した香水はそもそも古いし、アトマイザーに移してから長期間放置している。
サブスクのアトマイザーはそうでもないけど、100均のアトマイザーは隙間が多い。
夏場は余裕で25℃以上になる場所にアトマイザーを置いている…。
これだけ当てはまれば、分離、蒸発もするだろうな…と納得。
今のところ無事そうに見えるロールオンは、100均アトマイザーと比べたら隙間が少ないから、目に見えてわかるほどの分離や蒸発はしていないのかも。
対策:私の場合はこんな感じに落ち着いた
私の理想や使い方としては…
- スプレーでつけると香りが強い・濃厚な香水をアトマイザーに移したい
- ちょびっとだけつけたい
- スプレーの管でつける、ボトルの口から直接つけたい
でも…
- 1度に使う量が少ない・使用頻度は低め
- 2ml程度しか移していなくても使い切りに時間がかかる
- また分離・蒸発してしまいそうなのが気になる
- 大事にしている香水は1mlも無駄にしたくない…
悩んだ結果、大事な香水はボトルの口から直接つけるフラコンタイプに移した。
大事にしている香水はアトマイザーメーカーの2.5mlのスクリュー管に、ごく少量(5~10プッシュ程度)を移して使用。
これなら早めに使い切れそうだし、もし変質してしまっても精神的なダメージも少なくて済む。

3軍ぐらいの香水をアトマイザーに移すときは100均アトマイザーでもいいかなと思っています。
私の3軍ぐらいの香水は、
- 売れるなら売りたいけど、売れそうにない
- 使い切りを目指すにはちょっと香りが濃いから相当時間がかかりそう
- 香水ボトルのスプレーヘッドがしっかり留められているから開けるのが大変そう
- 残量多めの香水を一気に捨てたら香りが強烈そうで気乗りしない
…という感じなので、アトマイザーに移して時々使いつつ、中身が劣化したら捨てる…って減らし方もありかなと思って。
もったいない気もするけど、全く使わないよりはいいかなと。
4mlくらいなら捨てても強烈な香りはしないだろうし…。
(捨てるときは2重にしたビニール袋に紙を入れて、そこに香水を染み込ませて捨てています)
まとめ
入れ替えが面倒だから4mlのボトルにほぼ満タン入れて使おうと思っていたけど、AIによると「満タンに入れて半年以上使い切れないよりは、1~2か月で使い切れる量だけ入れた方が変質しにくい」とのことでした。
※AIが間違った回答をしているかもしれないので、あくまでも参考程度にしてください。
小分け香水を買うことはあまりないけど、買うときは少ない量にして、なるべく早く使い切ろうと思いました。
終わり!
