爪に細かい絵を描きたいけど、ネイルポリッシュで描くのは難しい…。
家にあるボールペン等で描けたらラクだけど、どのペンなら使えるだろう?と思い、家にある使えそうなペンをかき集めて試してみました。
ポリッシュ(マニキュア)派向けの記事です。
実験の流れ
今回はクリアファイルでポリシートを作って実験します。
実験の流れはこんな感じ。
- クリアファイルにトップコートを塗る
- 24時間後にマットトップコートを重ねる
- トップのみは48時間後、トップ+マットは24時間後にペンでアートする
- アートしてから72時間後にトップコート、ピールオフベースコートを重ねる
※ピールオフベースコート(はがせるベースコート)は水性トップコートとして代用
※マットトップコート単体だとうまく剥がせずポリシートが破れたので、トップコートを塗った上にマットトップコートを重ねています
使ったトップコート、マットトップコート、ピールオフベースコートはこちら。
- ダイソー ウィンマックス マットトップコート
- ネイルホリック トップコート 速乾クリア SP041
- pa はがせるベースコート
試したペン
今回はネイルに使えると読んだことがあるペンと、家にある「油性」、「乾くと水に強くなる(耐水性)」と書いてあるペンを選びました。
ボールペンじゃないのも混ざってます。
※本来の用途とは違う使い方をしているので、何かしらの不具合が起きるかもしれません。
ご使用はご自身の判断でお願いいたします。
試したペンはこちら。
- シグノ/uni
- ポスカ/uni
- マッキー/ゼブラ
- サラサクリップ/ゼブラ
- サラサ/ゼブラ
- ジェットストリーム スタンダード/uni
- パワータンク/uni
インク色はサラサクリップ以外、全部黒。
サラサクリップのみブラウン系のインクです。
実験結果
記事が長くなるので結論から言うと、 使いやすかったペンはシグノ。
どのペンもマットベースに書く方が書きやすく、ピールオフを重ねると滲みにくかったです。
実験結果はこのようになったけど、使用するトップコートや乾燥時間などでも変わると思うので、参考程度で見てください…。
書きやすさ
つるつるベース | マットベース | |
シグノ | △ | ○ |
ポスカ | ○ | ○ |
マッキー | ○ | ○ |
サラサクリップ | △ | △ |
サラサ | ○ | ○ |
ジェットストリーム | × | △ |
パワータンク | × | △ |
つるつるベースでも難なく書けるペンもあるけど、滑って書きにくく、インクの出が悪いペンもあった。
マットな方が書きやすいし、インクの出もよくなる。
サラサクリップはちょっとインクが薄いけど、別の色のサラサクリップを使ったらもっと濃く色が出たので、色によって差がありそう。
サラサとサラサクリップは他よりもインクの乾きが遅いので、触らないように気をつける必要あり。
ジェットストリームとパワータンクはつるつるベースだと何度か重ねて書いてもかすれる。
マットベースだと書きやすくなったけど、線の中の色がちょっと薄い。
滲みにくさ
トップコート | ピールオフ | |
つるつる マット | つるつる マット | |
シグノ | △ ○ | ○ ○ |
ポスカ | △ △ | ○ ○ |
マッキー | × × | × × |
サラサクリップ | △ ○ | △ ○ |
サラサ | × △ | △ ○ |
ジェットストリーム | △ △ | △ △ |
パワータンク | △ △ | △ △ |
※サラサクリップのみブラウングレーのインクを使用。
アートを保護するために塗るのは、ピールオフベースコートの方が滲みにくい。
特にマットベース×ピールオフの組み合わせが滲みにくい。
マッキーはどの組み合わせでも滲んでしまう。
ジェットストリーム、パワータンクはよく見ないとわからない程度だけど、色が滲んでぼやっと広がるのと、ちょっと青っぽく変色する。
トップコート、ピールオフを重ねるときはペンとの相性はもちろんだけど、 できるだけ筆でインクを擦らないように、液を多めにとってサッと広げるのが大事 かもしれない。
まとめ
私が特に使いやすいと思ったペンはシグノ。
他のペンを使う場合でもマットベースが書きやすくて、ちょっと滲みにくくなる。
アートを保護するために上から塗るのはピールオフベースコートが滲みにくい。
ピールオフはベースコートとして使った場合でも1度塗りだと意外と剥がれないのですが、トップコート代わりに使っても剥がれにくかったです。
ピールオフを塗ってからトップコートを重ね塗りして使ったところ、4日くらいは無事でした。
終わり!