アナスイの香水の中でも根強く人気がある印象の 「スイドリームス」 は2000年発表。
2024年現在、アナスイジャパン公式ウェブストアでは取り扱いはありませんが、海外のアナスイHPには掲載されています。
完全に廃盤になったわけではないみたいなので、インターネットでは購入可能。
香り
トップノート
ベルガモット、タンジェリン、オレンジビター、ネクタリン
ミドルノート
カイロフリージア、ダマスクローズ、チャイニーズピオニー、ピーチ
ラストノート
タヒチバニラ、サンダルウッド、シダーウッド、スキンムスク引用:香水物語
私の肌ではつけたては、まったりと甘いバニラの香りの中にスッキリとした柑橘類が目立つ。
柑橘と言ってもシャープさやジューシーさはあまりなくて、まろやかな柑橘。
強いて言うならオレンジ味のキャンディっぽい感じ。
柑橘の香りは長続きせず、徐々に甘さとまろやかさが増して、粉っぽさが出てくる。
粉っぽさとバニラの中にピーチ、ネクタリンのフルーティーさが混ざると、華やかでかわいい雰囲気に。
肌に残るのはあたたかみのあるバニラ。
私にはフローラルの香りはほとんどわからなかった。
おいしい香りというよりは、香水らしさが強い。
スイドリームスの第一印象は”甘い香り”だけど、意外とスッキリしていたり、お香っぽさを感じるときがあったり、甘いけど甘いだけじゃない感じ。
強いて言うならかわいい印象だけど、どこか少しミステリアスさが漂うところがアナスイらしい。
もわっとこもるような重めの甘い香りなので、夏には不向き。
肌寒い時期がよく似合うと思う。
持続時間長め。しっかり香るので、つける場所や量には要注意。
たくさん増えたスイドリームスシリーズの中では、香りが似ているなと思うものはなし。
ピンクは凛としたフローラル、グリーン、イエローは明るいフルーティー、パープルは軽めのパウダリー+フローラルという感じ。
ボトル
30ml。
ハンドバッグ型のボトル。
ボタンの部分は元々むき出しでキャップなどはなし。
液の色が濃いブルーなので、淡い色の布につくとシミになります。